老舗味噌屋舞台のヒューマンドラマ、岩瀬顕子率いる日穏-bion-「オミソ」幕開け

日穏-bion-「オミソ」東京公演が、本日8月25日に東京・赤坂RED/THEATERで開幕した。

日穏-bion-は、岩瀬顕子が主宰する劇団。今回は2019年初演作「オミソ」を再演する。劇中では、バブル時代の地方都市にある老舗味噌屋を舞台に、ヒューマンドラマが展開。初演に続き、岩瀬が企画・脚本、たんじだいごが演出を担当するほか、林ゆうきが音楽を手がける。

昔ながらの味噌作りにこだわってきた佐伯味噌屋は、店主が急逝したことで存続の危機に瀕していた。ある日、若い頃に家を飛び出した次男の浩次が帰って来る。店の存続のために自分が店を継ぐと話す浩次だが、実は彼には思惑があり……。

出演者には内浦純一、岩瀬、劇団だるま座の剣持直明、堂免一るこ、ハイリンドの伊原農、鈴木朝代、演劇集団 円の和田慶史朗、石井絵理佳、種村愛、たんじが名を連ねた。

上演時間は約1時間50分で、東京公演は9月3日まで。その後、8・9日に栃木・栃木県総合文化センター サブホール、15・16日に富山・富山県民小劇場ORBISで上演される。なお一部公演ではアフタートークを開催。明日8月26日18:00開演回には、岩瀬、蔵代味噌代表の土屋勇蔵、味噌伝道師MISODOとして活動する藤本智子が参加する。