桂歌丸が81歳で死去、慢性閉塞性肺疾患のため

桂歌丸が本日7月2日午前11時43分、慢性閉塞性肺疾患のため横浜市内の病院にて81歳で死去した。歌丸が会長を務める公益社団法人落語芸術協会がマスコミ宛FAXにて公表した。

横浜市出身で1968年に真打へ昇進した歌丸は古典落語の名手として知られるほか、「笑点」（日本テレビ系）への長きにわたる出演で人気を博した。「笑点」では2006年に5代目司会者に就任。2016年に降板したあとも「終身名誉司会者」として番組に姿を見せていた。

晩年は腸閉塞や肺炎、呼吸器不全などで入退院を繰り返し、今年4月の国立演芸場定席が最後の高座となった。