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炎は闇の彼方に - 伝説の舞姫・崔承喜（金賛汀 著）
戦前戦中に「日本人」として活躍した朝鮮人舞踏家、崔承喜（チェスンヒ/さいしょうき：1911-1969）の評伝。在日2世のノンフィクション作家である著者が、膨大な資料を参照し、「民族の誇り」を表現し続けた伝説の舞姫の生涯を描き出しています。
ソウルの両班の家に生まれ、16歳でモダンダンスの石井漠に師事して内地へ。朝鮮舞踏を取り入れた創作舞踏によって脚光を浴びました。そのたぐいまれなる美貌によって、ステージだけでなく、化粧品や百貨店の広告モデル、歌手、映画女優としても活躍しています。
戦後は北朝鮮へ渡り、最高の芸術家としてされましたが、1958年に夫が粛清され、人生が暗転。1967年には、自身も「反金日成派」として投獄されて消息を絶ち、その後の人生は謎に包まれています。（本書刊行の翌年、2003年に公式筋より没年と「人民俳優」としての名誉回復が伝えられましたが、詳細は未だ不明のようです）
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舞踏という華やかでたおやかに見える世界に生きながら、自分の舞踏世界を貫こうとしたこの強さはどこからきているのかと考えた。それは彼女の全人生であった舞踏に対する芸術観に基づいていたのであろう。（「おわりに」より）
絶版または版元品切れ 帯あり
ハードカバー ダストカバー
□publisher：NHK出版
□date of issue：2002年 初版
□size：19.5x14cm
□page：321
□condition：経年なり・良好 スレ
» 評伝・ノンフィクション
https://narda.thebase.in/categories/1326666
ソウルの両班の家に生まれ、16歳でモダンダンスの石井漠に師事して内地へ。朝鮮舞踏を取り入れた創作舞踏によって脚光を浴びました。そのたぐいまれなる美貌によって、ステージだけでなく、化粧品や百貨店の広告モデル、歌手、映画女優としても活躍しています。
戦後は北朝鮮へ渡り、最高の芸術家としてされましたが、1958年に夫が粛清され、人生が暗転。1967年には、自身も「反金日成派」として投獄されて消息を絶ち、その後の人生は謎に包まれています。（本書刊行の翌年、2003年に公式筋より没年と「人民俳優」としての名誉回復が伝えられましたが、詳細は未だ不明のようです）
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舞踏という華やかでたおやかに見える世界に生きながら、自分の舞踏世界を貫こうとしたこの強さはどこからきているのかと考えた。それは彼女の全人生であった舞踏に対する芸術観に基づいていたのであろう。（「おわりに」より）
絶版または版元品切れ 帯あり
ハードカバー ダストカバー
□publisher：NHK出版
□date of issue：2002年 初版
□size：19.5x14cm
□page：321
□condition：経年なり・良好 スレ
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