ホーム > バッタ目 > ケラ科 |
ケラ | |
学名:Gryllotalpa orientalis | |
ケラ(2006.4.30) |
Data | |
和名 | ケラ
別名:オケラ |
体長 | 約30mm |
分布 | 日本全土 |
出現期 | 一年中 |
餌 | 植物の根やミミズなど |
解説 |
土中に棲むケラ。 バッタ目の仲間では唯一土中に棲むという変わった生態をしており、前脚もモグラのように潜り易い形をしている。 普段は多湿な土中にいるが、秋口に越冬場所を探すために地上に出てくる。 土中でジ〜と低い音で鳴き、昔の人はミミズの鳴き声だと思っていたらしい。 ほとんど泥上の中で過ごしているにも関わらず、汚れがまったく付かないのには関心する。 |
PHOTO | |
湿地帯で見つけた個体 湿地に落ちていたベニヤ板の裏から出てきた。 (2006.9.3) |
泥の中に潜る本種 見つけてもすぐに潜ってしまうので撮影は難しい。 (2006.9.3) |
幼虫 まだ翅が短い。 (2008.10.18) |
潜る幼虫 (2008.10.18) |
本種の前脚 まるでモグラのような前脚を持つ。 (2008.10.18) |