ケネス・ブラナーのエルキュール・ポアロが帰ってくる！ハロウィンを舞台にした『A Haunting in Venice』が正式に始動
『ベルファスト』(21)で32年ぶりにアカデミー賞監督賞にノミネートされ、脚本賞を受賞したイギリスの名優ケネス・ブラナー。彼が『オリエント急行殺人事件』(17)と『ナイル殺人事件』(22)に続いて監督＆主演を務めるアガサ・クリスティ原作の「エルキュール・ポアロ」シリーズの3作目『A Haunting in Venice』の製作開始が、20世紀スタジオから正式に発表された。
今回の原作は、1969年に出版された「ハロウィーン・パーティー」。舞台となるのは第二次世界大戦後のイタリア・ヴェネチア。現役を退いて暮らしていた名探偵ポアロは、ハロウィンの夜にとある屋敷で行われる降霊会に渋々ながら参加する。しかし、そこで参加者の一人が殺される事件が発生。ポアロはその謎を解明するべく立ち向かっていくことになる。
引き続き監督＆主演を務めるブラナーを筆頭に、今回も豪華キャストが集結。『Everything Everywhere All at Once』(2023年3月公開)のミシェル・ヨーや、ブラナー監督の前作『ベルファスト』のジュード・ヒルとジェイミー・ドーナン。「シャーロック・ホームズ」シリーズのケリー・ライリー、『ウエスト・サイド・ストーリー』(21)のカイル・アレン、さらにはティナ・フェイやカミーユ・コッタン、リカルド・スカマルチョ、エマ・レアード、アリ・カーン。
『LOGAN ローガン』(17)や『ブレードランナー2049』(17)を手掛けたマイケル・グリーンが脚本を手掛け、イングランドのパインウッド・スタジオやヴェネチアでロケ撮影が行われていく本作は、2023年に公開予定。続報に注目だ！
文/久保田 和馬
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