これまでその存在は確認されながら、一部のコレクターのみが秘蔵し続けていた、デビュー前の貴重なライヴ音源が近年ネット等で公開されてついに陽の目を見ることに。1969年11月16日スコットランドのダンフリーズにおけるレイト・ショーを、オリジナル・マスター・テープより、ほぼコンプリート収録したもので、しかも当時のカセット録音によるオーディエンス・テープとしては驚異的なクオリティーとなるもの。そして時期的には、トニー・アイオミとビル・ワードが在籍していたミソロジーが、前年7月に解散し、その後オジーらを迎え入れ1969年8月に、それまでアースという名前で活動していたバンドは、ブラック・サバスと改名し、12月にはデビュー・シングル「EVIL WOMAN」を発表。よって直後にアルバム制作に取りかかるため、まだファースト・アルバムのレコーディングもしていない、まさに最初期の超レアなライブ音源となるもので、1曲目「BLACK SABBATH」途中からの収録ながら、その後ファーストに収録される「WARNING」や「N.I.B」などもすでに披露されており、とにかくこの音源の登場は衝撃的と言える、新たな歴史的ライブ音源がここに。 1. BLACK SABBATH (cut in, incomplete)/2. LET ME LOVE YOU BABY/3. A SONG FOR JIM (incl. DRUMS SOLO)/4. WARNING/5. WICKED WORLD/6. BEHIND THE WALL OF SLEEP/7. EARLY ONE MORNING/8. N.I.B./9. BLUE BLOOD MAN [Live at Rugman's Youth Club, Dumfries, Scotland 16th November, 1969 Late Show] Tony Iommi (guitar) / Geezer Butler (bass) / Ozzy Osbourne (vocals) / Bill Wards (drums)