ショッキングなタイトルを突然打ってしまってごめんなさい。
でも、退学届を出したのは他でもない私です。
今日はなるべくありのまま書こうと思います。
実はこれまで学科の一部の友人や今のサークルの仲間にしか伝えてなかったのですが、私は今年度末で現在在籍している大学院を退学する事を半年前から決めていたのです。そしてこの後期、授業のみ行き、研究は全くしていません。すべて後輩に引継ぎしました。
私は大学3年の終わりに今の研究室に配属になり、最近話題のマイクロ水力発電の研究に携わるようになりました。実験機は山梨県都留市と新潟県柏崎市にあり、手元には何もありません。多いときは毎週のように出張です。
その他にも一回限りの実験を各地でさせて頂き、須坂市で実験した際には台風による悪天候の中、長野県の民放4社全部のテレビカメラを従えて実験をした事もあります。関東一円のNHKで特集を組んでもらったり、「おはよう日本」という番組に生出演した事もあります。学科の中で一番テレビに出演している学生という事になります。
しかし、今が旬の研究なだけにそれはもう多忙を極めました。
もう一つ皆様に報告しなければならない事があるのですが、私は大学3年の頃(2003年)に病にかかりました。倒れかけたので病院に行き、発覚しました。病名は「大腸クローン病」という病気です。内容的には「潰瘍性大腸炎」と似てます。が、完治せず、死ぬまでの付き合いになります。
この病気をかかえての研究は壮絶そのものでした。
起きたら学校に行き、帰ってきたら寝る、という生活です。1週間のうち体が動かない日が1日できてしまうほどで、その頃の記憶も殆どありません。
そんな中で2005年の5月、主治医の先生から「このままだとすぐ入院ね」と言われた私の中で何かが切れたのです。
大学院にいる意味、病気を治療するのに必要な時間と状態、色々な事を考えました。私には後者を選ぶより他に道は無かったのです。
昨日、私は大学の学務に退学届を提出してきました。来週の学科会議、来月の学科長会議を経て承認される事でしょう。
4月、私はとりあえずneetという仮の姿で治療に専念する事になります。とは言っても自宅療養なので、みんカラを心の支えにできそうです。みなさん、こんな私ですが、これからも宜しくお願いします。
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記念日☆ | ビジネス/学習
Posted at
2006/02/11 23:31:11