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トヨタ「ノア」など22車種32.8万台をリコール…走行中エンストに至るおそれ

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トヨタ「ノア」など22車種32.8万台をリコール…走行中エンストに至るおそれ

トヨタ自動車は、燃料ポンプに不具合があり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあるとして、2023年11月2日、国土交通省にリコールを届け出た。リコールの対象となるのは、2017年7月3日~2020年1月14日に製造された「ノア」など22車種328,108台と、2006年9月29日~2019年12月9日に交換修理用部品として出荷し、組み付けられた可能性がある車両が特定できた703台、2017年7月1日~2021年1月7日に交換修理用部品「低圧燃料ポンプ」「フューエルサクションチューブASSY(燃料ポンプモジュールASSY)」として出荷し組み付けられた可能性がある、車両が特定できない1,408個。

今回リコールの対象となるのは、以下の通り。

1.2017年7月3日~2020年1月14日に製造された22車種328,108台
・トヨタ ノア
・トヨタ ヴォクシー
・トヨタ エスクァイア
・トヨタ ハイエース
・トヨタ レジアスエース
・トヨタ アルファード
・トヨタ ヴェルファイア
・トヨタ ランドクルーザーブラド
・トヨタ クラウン
・トヨタ ハリアー
・トヨタ ランドクルーザー
・トヨタ トヨタ救急車
・トヨタ クラウン パトロールカー
・トヨタ センチュリー
・レクサス NX300
・レクサス IS300h
・レクサス RX300
・レクサス GS300h
・レクサス GS450h
・レクサス RC300h
・レクサス LX570
・マツダ ボンゴブローニイバン

2.2006年9月29日~2019年12月9日に交換修理用部品として出荷し、組み付けられた可能性がある車両が特定できた41車種703台
・トヨタ ノア
・トヨタ ヴォクシー
・トヨタ エスクァイア
・トヨタ クラウン
・トヨタ クラウンマジェスタ
・トヨタ アルファード
・トヨタ ヴェルファイア
・トヨタ ハイエース
・トヨタ レジアスエース
・トヨタ パッソ
・トヨタ FJクルーザー
・トヨタ カムリ
・トヨタ ランドクルーザー
・トヨタ bB
・トヨタ クラウン パトロールカー
・トヨタ ランドクルーザーブラド
・トヨタ トヨタ救急車
・レクサス LS460
・レクサス LS460L
・レクサス LS500
・レクサス LS600h
・レクサス LS600hL
・レクサス RX200t
・レクサス RX300
・レクサス RX450h
・レクサス GS200t
・レクサス GS250
・レクサス GS350
・レクサス GS450h
・レクサス GS460
・レクサス GS300h
・レクサス IS200t
・レクサス IS250
・レクサス IS350
・レクサス IS F
・レクサス IS300h
・レクサス LC500
・レクサス LC500h
・レクサス RC350
・レクサス RC300h
・レクサス LX570

3.2017年7月1日~2021年1月7日に交換修理用部品「低圧燃料ポンプ」「フューエルサクションチューブASSY(燃料ポンプモジュールASSY)」として出荷し、組み付けられた可能性がある車両が特定できない1,408個

不具合の箇所は、燃料装置(燃料ポンプ)。低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあるという。

これまでに不具合が301件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の低圧燃料ポンプを対策品と交換する。

使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関紙と各社のホームページに掲載する。

リコール等情報|トヨタ

リコール・改善対策情報|レクサス

リコール・サービスキャンペーン等情報|マツダ

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