リーグ戦3日目 男子は日大相手に黒星 女子は接戦制する/関東大学秋季リーグ戦

バドミントン
2022.09.20

 3連戦の最後の相手は日大。男子は第1シングルスの百上拓海(政経3=埼玉栄)と第3シングルスの宮下怜(政経1=埼玉栄)が勝利するも、2―3で法大戦に続く黒星となった。女子は第2シングルスの杉山凛(文1=西武台千葉)が接戦を制し、3-2で勝利を収めた。

 

◆9・17~19、9・24~25 関東大学秋季リーグ戦(日体大米本記念体育館)

▼男子

 百上〇2-0阿部

 武田0-2〇奈良岡

 荻原・宮下組0-2〇小川・熊谷組

 吉岡・柳川組1-2〇寺島・奈良岡組

 宮下〇2-1小川

 

▼女子

 上杉〇2-0森本

 杉山〇2-1田中

 上杉・木村組〇2-0石井・山浦組

 中村・本田組0-2〇石田・森本組

 高橋0-2〇織田

 

 男子は宮下が第1ダブルスと第3シングルスに出場。第1ダブルスは相手に第1ゲームを取られるも第2ゲームは先制し、点差を6点まで広げる。しかし終盤で逆転され、18-21で日大の勝利となった。その後臨んだ第3シングルスはダブルスの相手だった小川(日大)と再び対戦。3日間で5試合出場の宮下は「集中が続かなかった」と連戦の疲れもある中での試合だった。第1ゲームは20―22で接戦に敗れるも、第2ゲームは16-19から追い上げ連続得点を決めると、21-19でゲームを取り返す。第3ゲームでも粘りのプレーを見せ、勝利をつかみ取った。

 

 女子は初日からメンバー変更なしでの出場。第2シングルスの杉山は日体大戦、法大戦と敗北を喫していた。日大戦でも第1ゲームを14-21で先取される。しかし第2ゲームで「自分から攻めの展開を作ることができた」と、流れは杉山のものに。第3ゲームも勢いそのままに有利な展開が続く。終盤追い上げられジュースにもつれ込むも、22-20で相手を封じ込めた。第1シングルス、第1ダブルスでも快勝した明大は、3―2で日大相手に白星を飾った。

 

 次戦は9月24日。男子は2位の日体大、女子は5位の早大と対戦する。リーグ戦も折り返し地点。残り2戦も負けられない試合となる。

 

[覺前日向子]

 

試合後のコメント

百上

――試合の振り返りをお願いします。

 「今回の相手と以前2回ほど対戦した試合のどちらも負けていて、今回3度目の正直と言いますか絶対勝ちたいと思っていました。いつもよりもさらに気持ちが入っていたのかなと思います」

 

――次の日体大戦に向けて意気込みをお願いします。

 「日体大のエースシングルスにインカレ(全日本学生選手権)の時に個人戦で負けているので、そこと当たったらまず自分自身に勝ちに行くというのと、チームも勝てない相手ではないと思うので今回以上にさらに気持ちや意識を高めていって臨めたらなと思います」

 

宮下

――ダブルスの試合を振り返っていかがでしたか。

 「相手が格上だったので向かっていくだけでした。スマッシュも速いし前に向かってきたのでスキがなかったです。第2ゲームはいい感じで押し切れていたと思いますが、最後に相手に立て直されてしまったのでそこを改善できればなと思います」

 

――シングルスの試合を振り返ってはいかがでしたか。

 「第1、第2ゲームと途中まで勝っていて、中盤でチャンスボールを何回かミスしてそこから流れが変わってしまったので、ラリーの最後のチャンスボールを決められるように、最後まで油断せずにやれたらよかったなと思います」

 

杉山

――相手に勝った瞬間はどう思いましたか。

 「高校生で1回対戦した時はすぐに負けてしまったので、今回第3ゲームでジュースでも勝てたことは成長したのかなと思います」

 

――次戦に向けての意気込みを教えてください。

 「毎回第3ゲームまでいって体力を消耗してしまうので、次の早大戦では2―0で勝って筑波大戦に向けても勢いをつけられたらと思います」