ともにダニが媒介する感染症である日本紅斑熱とつつが虫病。治療が遅れると重症化して死亡することもあり、早期診断が重要となる。しかし、両者の臨床的特徴や疫学的特徴の違いは正確には分かっていなかった。長崎大学熱帯医学研究所・亀田総合病院の山藤栄一郎氏らは、この2つの感染症が同時に流行する千葉県南房総で、2004~2015年の間に3つの医療機関を受診した患者のデータを分析。両者を見分け、早期診断につなげる診療ポイントを明らかにした。
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