カニ味噌の正体とは？おすすめの食べ方や人気の瓶詰め商品をご紹介！
酒のおつまみやイタリア料理にも使われるカニ味噌ですが、カニのどの部分かご存知ですか？実は、カニ味噌はカニの内臓の部位で、お肉で言うところのレバーにあたる部分です。
臭みがあって苦手と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、カニ味噌の食べ方や選び方を工夫することで、臭みを感じにくく、カニの旨味が詰まったカニ味噌を楽しめます。
本記事では、鳥取県境港のカニ専門店マルツが、カニ味噌の食べ方や選び方を解説します。カニ味噌の正しい知識を身に着けて、美味しいカニ味噌を楽しみましょう！
カニ味噌とは？
まずは、カニ味噌の基本知識を確認しておきましょう。実は、カニの種類によってはカニ味噌が楽しめないカニもあるので、購入する際には注意が必要です。
カニ味噌の正体はカニの内臓
カニ味噌の正体は、カニの内臓になります。内臓の中でも、中陽線と呼ばれる部位で人間でいう肝臓やすい臓の機能を持っているところです。中陽線は栄養分を溜めておくための器官でもあるため、栄養価が非常に高い特徴もあります。
味噌という名前から、脳みそを連想する人も多いですが、見た目が味噌みたいなのでカニ味噌と呼ばれるようになったと言われています。一般的な味噌との関係性もなさそうです。
何かよくわからないと気持ち悪く感じるかもしれませんが、カニ味噌は安全でむしろ栄養価が高い部位なのです。
カニ味噌が美味しいカニの種類は？
美味しいカニ味噌は、磯の臭みや生臭さがなく、濃厚なカニの旨味を楽しめます。カニ味噌が美味しいとされているカニは、「ズワイガニ」「紅ズワイガニ」「毛ガニ」「ワタリガニ」です。
一方で、「タラバガニ」や「ハナサキガニ」は生臭く油分が多いので、あまり美味しくないとされています。そのため、姿で丸ごと1匹購入してもカニ味噌がすでに抜かれていることがあります。
カニ味噌が美味しいとされているカニの中でも、「紅ズワイガニ」のカニ味噌が最もおすすめです。その理由は、濃厚でカニの旨味が強く感じられ、コスパも抜群だからです。次の章でお伝えするおすすめの食べ方も、身の部分が少ない毛ガニやワタリガニではできません。
カニ味噌を楽しみたい方は、カニの種類にも注意して選びましょう。
カニ味噌の食べ方
カニ味噌は、新鮮な状態であれば生で食べられますが、鮮度劣化が早いのであまりおすすめできません。瓶詰めやボイル済みのカニであれば、すでに加熱処理してあるのでそのまま食べられます。しかし、加熱されていない「活」や「生」のカニを購入した方は必ず加熱して食べるようにしましょう。
ここからは、カニ味噌のおすすめの食べ方を2つご紹介します。
甲羅焼き
ズワイガニや紅ズワイガニを丸ごと一匹購入された方は、甲羅焼きが一番おすすめです。
作り方は簡単で、カニを捌いたら、カニ味噌を甲羅に集めて、酒とみりんを小さじ1杯ずつ入れて火にかけるだけです。弱火でゆっくり10～15分ほど煮込むと完成です。
そのままカニ味噌を食べても美味しいですが、ぜひとも試して頂きたいのが、カニ身をカニ味噌にディップする食べ方です。カニの旨味が最も感じられる食べ方なので、お酒やご飯が進みます！
カニ味噌を食べきっても終わりではありません。最後に、少し甲羅を炙って日本酒を入れると甲羅の香ばしさが際立った美味しい甲羅酒が楽しめます。
ただし、甲羅酒を飲みたい方は、カニ味噌を甲羅からきれいにとってからお酒を入れるようにしましょう。カニ味噌が残っているとお酒が生臭くなって美味しく味わえません。
カニ味噌パスタ
カニ味噌はパスタにも使われることが多いです。カニ味噌をパスタにする際には、カニ味噌にニンニク、バター、牛乳、アンチョビ、オリーブオイルなどを加えていきます。
カニ味噌の種類や量によっても配合が変わってくるので、カニ味噌パスタを手軽に楽しみたい方は、蟹屋の濃厚かにみそソースがおすすめです。
イタリアのミシュラン店で修業したシェフがカニ味噌に最適な調合で、本場のバーニャカウダ風に仕上げた逸品です。ニンニク、バター、牛乳などカニ味噌パスタを作るための材料がすでにソースに含まれているので、パスタに絡めるだけで本格的なカニ味噌パスタが作れます。
このソースはバーニャカウダソースとしても楽しんで頂けるので、少し温めてパンや野菜にディップして食べるのもおすすめです。
蟹屋の濃厚かにみそソースを使った簡単カニ味噌パスタレシピはこちらから
カニ味噌の栄養素
カニ味噌の栄養素についても確認しておきましょう。
カ二は栄養価が非常に高い食材ですが、カニ味噌は特にグリコーゲンやタウリンを豊富に含んでいます。グリコーゲンやタウリンは脂肪の燃焼を助けて、生活習慣病を予防する効果もあります。亜鉛やカルシウム、鉄など不足しがちなミネラルを摂取できるのも嬉しいポイントです。
しかし、食べ過ぎには注意が必要です。カニ味噌に限らず、牛や鶏のレバーも同じですが、肝臓に含まれる鉄分やプリン体の過度な摂取は健康被害を引き起こす可能性があります。
カニ1匹～2匹など通常の食べ方であれば過度な摂取にはならないのでご安心ください。
瓶詰めの人気お取り寄せ商品
カニ味噌を手軽に楽しみたい方や大切な方への贈り物におすすめなのが「蟹屋の濃厚かにみそソース」です。
鳥取県境港のカニ専門店「マルツ」とイタリアのミシュラン店で修行した「リストランテカルーソ」の磯村シェフがコラボした限定商品です。
カニ味噌は鳥取県境港で水揚げされた紅ズワイガニの無添加カニ味噌を使用し、ニンニク、バター、牛乳は鳥取県産、アンチョビ、オリーブオイルはイタリア産と地元食材と本場の味にこだわり抜いてバーニャカウダ風に仕上げました。
パンや野菜にディップしたり、パスタにあえてカニ味噌パスタにしたりして楽しんで頂けます。
常温保存でき、パッケージも高級感があるため、大切な方への贈り物におすすめです！
境港産の紅ズワイガニ100％の濃厚なカニみその味わいをご堪能ください！
シンプルにカニ味噌本来の味を楽しみたいという方は、マルツの無添加カニみそもおすすめです。無添加にこだわった、手作りのカニみそになります。
カニ味噌に関するよくある質問
カニ味噌は脳みそなの？
カニ味噌は脳みそではなく、カニの内臓部分です。ちなみに、カニには脳みそはありません。人間でいう脳みその役割は目の近くにある「頭部神経節」で行っています。カニ味噌の「味噌」は味噌に似た見た目だからつけられたと言われています。
カニ味噌が黒くなっているけど食べられる？
黒みがかっているくらいであれば問題ありませんが、墨のように真っ黒であれば注意が必要です。墨のように黒い場合は、茹でた際に中心の温度が上がりきらず、加熱が不十分だった可能性があります。家庭用の小さい鍋で茹でる際に起こりやすい現象なので、気になる方はボイル済みのものを購入するようにしましょう。
カニ味噌の賞味期限は？
姿で購入した場合は、2～3日で食べきるようにしましょう。鮮度が高いほど、臭みがなくカニの旨味が濃く感じられます。
瓶詰めや缶詰などは、商品にもよりますが、180日が賞味期限になります。約半年持つので、ストックにもおすすめです。常温保存が可能ですが、開封後は冷蔵保存で、できるだけ早く食べきるようにしましょう。
カニ通販なら専門店のマルツ
本記事では、カニ味噌の正体や、食べ方、選び方を解説しました。これまで美味しいカニ味噌に出会えなかった方々も、この記事を参考にカニ味噌を楽しんで頂けたら幸いです。
カニ味噌の味は鮮度によって大きく異なるので、失敗したくない方は鮮度管理が徹底されている販売店から購入するようにしましょう。
マルツは鳥取県境港に実店舗を持つカニ専門店で50年以上の歴史があります。仕入れから加工、販売まで自社一貫で、プロの目利きによって厳選されたカニを販売しています。
店舗が漁港に併設されているため、活きた状態のカニを仕入れて一時間以内には自社釜でボイルしています。当日発送も行っており、鮮度には自信があります。
境港でとれた「松葉ガニ」と「紅ズワイガニ」はどちらもカニ味噌が濃厚で美味しいです。
鮮度と品質にこだわるマルツのカニをぜひ一度ご賞味ください！