光る君へ:本多力が“道長”柄本佑の従者役 自身は京都出身「違う見え方をして新鮮」

2024年の大河ドラマ「光る君へ」で百舌彦を演じる本多力さん(C)NHK
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2024年の大河ドラマ「光る君へ」で百舌彦を演じる本多力さん(C)NHK

 吉高由里子さんが主演を務める2024年のNHK大河ドラマ光る君へ」の新キャストが、公式ツイッターで7月25日に発表され、俳優の本多力さんが百舌彦(もずひこ)役で出演することが分かった。

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 百舌彦は、藤原道長(柄本佑さん)の従者。道長が少年の頃から忠実に仕えている。

 本多さんは「台本を読んだとき、もしかしたら百舌彦は道長にしか見えてないんじゃないか? 道長の守護霊的な存在? とも思えたのですが、実際はそんなことはなく、ちゃんと人間でした」と語る。

 続けて「それくらい道長にとって身近な存在だと思いますし、他の登場人物との関係性とは少し違うものだと思っています。ですので、道長への愛情を他の方の道長への愛情とは違う形でお届けできたらと思っております。現場では柄本さんのことをとにかく凝視しようと思います」と話した。

 京都府生まれで「36歳くらいまで住んでいました」という本多さん。「有名な話ですが、鴨川はカップルが等間隔に座っている恋人達の憩いの場です。自分も初めて恋人が出来たときは一目散に等間隔に加わりに行きました。平安時代にも鴨川はあったでしょうし、等間隔だったかは分からないですが恋人達もいたでしょう。そんな風に京都の街の中をかつて紫式部や藤原道長が生きていたと想像すると生まれ育った京都がまた違う見え方をして新鮮です」

 「光る君へ」は、平安時代が舞台で紫式部が主人公。紫式部は平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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