ダチョウ倶楽部:「本当にケチでした」上島竜兵さんとの思い出語る エンディングで「くるりんぱ」披露も 「徹子の部屋」で

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 お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」のリーダー・肥後克広さんと寺門ジモンさんが、2月28日午後1時放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。昨年5月に急逝したメンバーの上島竜兵さんへの思いを語った。

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 ダチョウ倶楽部は今年で結成38年。寺門さんと上島さんは結成前からの付き合いだったといい、寺門さんは「40年以上(の付き合い)。両親よりも長くいた」と回顧した。

 黒柳さんから「(上島さんは)どういう存在でした?」と聞かれると、肥後さんは、「業の塊の人間で、それをそのまま出し尽くすというか隠さないという、非常に人間らしいと言えば人間らしい人でしたね」と返答。寺門さんは「ケチで、自分がいちばん良い仕事をやりたくて、欲の塊で、そこが後輩たちに受け入れやすかった。だから、竜ちゃんが見つけた後輩芸人はみんな売れていくんですよ。有吉(弘行)くんとか、土田(晃之)くん、あとは劇団ひとりさん。愛した人は売れていくっていう、不思議な才能がありました」と振り返った。

 寺門さんは、生前、上島さんが「俺に何かあった時は笑ってくれ。悲しい聖人みたいな感じになっちゃうから」と話していたと明かしたうえで、改めて「本当にケチでした」と暴露。続けて、肥後さんが「何もおごってもらったことないです」と明かすと、寺門さんは「カードで払って、自分のポイントだけためるとか。リーダーからお金だけもらって。いつも横にいる感じで、現場では一番はじけてくれて。そういう人間らしい竜ちゃんでしたね」とその人柄を懐かしんだ。

 黒柳さんが「お二人だけっていう気持ちはどうですか?」と問いかけると、肥後さんは「単純に椅子が二つになってるっていうのが、本当に二人になったんだなっていう寂しさはあります。こうやってまた(番組に)出て、上島さんのことを話せるっていうことは本当にありがたいこと」と答えた。寺門さんが「長く(一緒に)いたから、いなくてもいる感じがして」と話すと、肥後さんも「分かってはいるんだけど、感覚的にはまだいる感じ」と語った。

 黒柳さんから「上島さんへ一言」と求められると、肥後さんは「これからも二人でやっていきますんで、あなたの駄目な部分をどんどん伝えたいと思います」とコメント。寺門さんは「応援して、ギャグを天から落としてください」と語りかけた。最後は、2人そろって上島さんのおなじみのギャグ「くるりんぱ」を笑顔で披露した。

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