古谷一行:犯人役で「福家警部補の挨拶」出演 初共演の檀れい思いやる

フジテレビ
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 俳優の古谷一行さんが、檀れいさん主演の連続ドラマ「福家警部補の挨拶」(フジテレビ系)の第7話(25日放送)と第8話(3月4日放送)に、犯人役で出演することが18日、明らかになった。檀さんと古谷さんが共演するのは今回が初めてで、古谷さんは収録を振り返り、「連続ドラマをやりながらこの分量のせりふを覚えなくてはいけない、この大変さ、若くなきゃできない!」と毎回10ページ以上にわたって犯人を追い込むセリフを覚えなくてはいけない檀さんを思いやった。

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 古谷さんが演じるのは、科学警察研究所時代に「科警研の神様」といわれた男・柳田嘉文。残された白骨から亡くなった人間の顔を復活させる「復顔」の権威で、大学教授になった今も警察からの復顔の依頼がやむことがなく、数々の難事件を解決してきたが、弱みを握られている元教え子を殺害し、証拠の隠滅を図る……という役どころ。そんな柳田を、檀さんふんする福家警部補がどのように切り崩していくかが見どころとなる。

 主演の檀さん同様にせりふの量が多く、出演オファーをもらった時のことを「これは大変だ! ちょっと俺、無理だな、という感じでしたよ」と笑顔で振り返る古谷さん。それでも「これで断ってしまうのは役者として失格じゃないかと思い受けました」といい、「とにかくこれだけいっぱいのセリフをしゃべっているのだから、頑張っているなあと思って見ていただけたら。どうやって柳田が福家の術中にはまっていくのか見ていていただきたい」と話している。

 「福家警部補の挨拶」は、大倉崇裕さんの同名推理小説が原作で、犯人を先に明らかにする倒叙ミステリーという形式になっている。組織の上下関係や出世に興味がなく、およそ警部補に見えないビジュアルの福家(檀さん)が、並はずれた推理力で、誰も気づかない事件の真相を解く鍵を見つけていく……という内容。人気グループ「SMAP」の稲垣吾郎さんが福家の上司・石松和夫警部、柄本時生さんが福家に振り回される二岡友成鑑識係巡査を演じている。毎週火曜午後9時に放送。

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