木村真那月:「広末さんのような女優に」 24時間テレビSPドラマ「みぽりんのえくぼ」で娘役

「みぽりん」を演じた木村真那月(まなつ)ちゃん
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「みぽりん」を演じた木村真那月(まなつ)ちゃん

 28、29日に放送される日本テレビの「24時間テレビ33」のスペシャルドラマ「みぽりんのえくぼ」の先行試写会が9日あり、悪性脳腫瘍(しゅよう)と戦う「みぽりん」を演じた木村真那月(まなつ)ちゃん(9)が登場。難病の中学生という難しい役を演じた小学4年生の木村さんは「みぽりんの気持ちを考えたり、お姉さんぽく演じました」と緊張気味に語り、「一生懸命みぽりんのことを思いながら作ったので、ぜひ見てください」と呼びかけた。

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 「みぽりんのえくぼ」は、幼児期に白血病にかかり、中学生で悪性脳腫瘍に襲われてしまった愛娘「みぽりん」こと岡田美穂さんの闘病生活を、母の典子さんが美穂さんの絵手紙を交えて記録した同名書籍(文芸社)が原作。中学1年生の岡崎美穂(木村さん)は、入学式当日に突然の頭痛に襲われ、検査の結果、悪性脳腫瘍に侵されていることが判明する。絶望に打ちひしがれる母・理子(広末涼子さん)と父・照生(長瀬智也さん)だったが、美穂は、照生からプレゼントされた絵手紙セットで、病院のベッドで毎日絵を描き、やがて「みぽりんの絵手紙」と呼ばれて周囲から注目を集めるようになる。しかし、季節が過ぎ、冬が訪れるころ、美穂の頭部に新たな異変が起こっていた……というストーリー。美穂の看病に付きっきりになる母の姿に寂しさを募らせる姉の美波を福田麻由子さん、美穂の主治医・石田夏音を田中美佐子さんが演じる。

 数回に渡るオーディションで選ばれた木村さんは「たくさんの人に見てもらえてうれしい。自分がやっているのが信じられない」とドラマの感想を語り、「長瀬さんはとても優しくて、撮影の合間にクイズを出しあったり、携帯ゲームをしたりして遊びました。広末さんのように優しくていろんな演技ができる女優さんになりたいです」と今後の目標を語っていた。放送は28日夜の予定。(毎日新聞デジタル)

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