12月が近づくと、子どものクリスマスプレゼントを何にするか、毎年頭を悩ませますよね。
何をプレゼントすればいいか、金額はどれくらいか気になるママもいるでしょう。
もともとクリスマスプレゼントの内容は、各家庭の判断次第。
それでも迷うときは、クリスマスプレゼントの相場を知ると、何をあげるか選びやすくなりますよ。
この記事では、クリスマスプレゼントの年齢別の予算相場、プレゼントの内容、子どもへの対処法と注意点をご紹介します。
クリスマスプレゼントの予算相場
ARINA株式会社が運営する教育メディア「おうち教材の森」のアンケートを参考に、クリスマスプレゼントの予算相場を押さえておきましょう。
年齢ごとにご紹介します。
※出典:2021年のクリスマスプレゼントの予算を調査|小学生高学年のプレゼント平均予算は6,537円|ARINA株式会社のプレスリリース
0~2歳
0~2歳のクリスマスプレゼント相場は、5,000円以下が全体の半数以上を占めています。
なかでも3,000~5,000円の価格帯がもっとも多く、次点は3,000円以下です。
他の価格帯では、5,000~7,500円は17.4%、7,500~1万円は7.0%。
8.7%と少数ですが、予算が1万円以上のご家庭もあります。
3~6歳
3歳~6歳のクリスマスプレゼント相場は、3,000~5,000円以下がもっとも多く42.7%でした。
3,000円以下は16.4%のため、5,000円以下で全体の半数以上を占めることに。
5,000円~7,500円、7,500~1万円の価格帯は0~2歳より多いものの、依然として少数派。
1万円以上が9.1%と、ほぼ横ばいの数値です。
小学校低学年
小学校低学年のクリスマスプレゼント相場は、5,000~7,500円が31.0%ともっとも多くなりました。
次点は3,000~5,000円が、29.7%と続きます。
7,500~1万円、1万円以上の価格帯で割合が上昇。
一方で、3,000円以下のプレゼントをする家庭は13.5%と、減少傾向にあります。
小学校高学年
小学校高学年のクリスマスプレゼント相場は、1万円以上がトップで27.2%でした。
同率トップは5,000~7,500円の価格帯で、5,000円以上が全体の半数を超えています。
とはいえ、3,000~5,000円のご家庭も21.8%と少なくはありません。
3,000円以下は6.8%と少数派になりました。
クリスマスプレゼントの内容
クリスマスプレゼントの内容は、予算と相談しながら、子どもが喜ぶものを選びましょう。
事前に「何が欲しいか」確認すると、プレゼント選びがスムーズになりますよ。
アンケートを参考に、人気のクリスマスプレゼントの内容を年齢別にご紹介します。
※出典:2021年のクリスマスプレゼントの予算を調査|小学生高学年のプレゼント平均予算は6,537円|ARINA株式会社のプレスリリース
0~2歳 | 3~6歳 | 小学校低学年 | 小学校高学年 | |
---|---|---|---|---|
男の子 | アンパンマンシリーズ | プラレール | Nintendo switchのゲームソフト | Nintendo switchのゲームソフト |
LEGOシリーズ | LEGOシリーズ | LEGOシリーズ | ドローン | |
きかんしゃトーマスシリーズ | トミカ | 鬼滅の刃グッズ | タブレット、ノートパソコン | |
女の子 | アンパンマンシリーズ | シルバニアファミリー | Nintendo switchのゲームソフト | Nintendo switchのゲームソフト |
絵本 | プリキュアシリーズ | シルバニアファミリー | 洋服 | |
ぬいぐるみ | リカちゃんシリーズ | リカちゃんシリーズ | メイクグッズ |
0~2歳、3~6歳ではキャラクターシリーズや人気のおもちゃ。
小学校ではゲームソフトが人気です。
小学校高学年になると、男の子はドローンやタブレット、女の子は洋服やメイクグッズも、クリスマスプレゼントの候補になります。
子どもの希望するプレゼントをあげられないとき
予算オーバー、年齢的に早い、販売終了やレアものなどの理由で、子どもの希望するプレゼントが入手できないときは、他のものに変えてもらいましょう。
子どもに納得してもらうための対処法をご紹介します。
サンタさんから手紙を書く
サンタからの手紙を子どもに渡すと、子どもが折れてくれる場合があります。
「サンタの国では売っていなかった」「とても人気で手に入らなかった」など、プレゼントが渡せない理由を伝えて、子どもに納得してもらいましょう。
字が書ける年齢なら、サンタさんとの手紙のやりとりもおすすめです。
「サンタさんにお返事を書こう」と促して、他の希望を引き出しながら、子どもが喜ぶクリスマスプレゼントを探しましょう。
プレゼントの選択肢を見せる
子どもが欲しがるもの以外の商品を見せると、リクエストが変わるかもしれません。
友達が持っている、テレビで見て欲しくなったなどの理由で、子どもはクリスマスプレゼントを選びがち。
希望するクリスマスプレゼントを用意できないときは、おもちゃ屋やサイトで他の選択肢を提示して、子どもの視野を広げましょう。
特にサイトは画面を親がコントロールできるため、現実的にプレゼントできる商品のなかから、子どもに選んでもらいやすくなります。
子どもと話し合う
サンタではなく、親からクリスマスプレゼントを渡している場合は、話し合いでの解決を目指しましょう。
話し合いするときは、希望どおりのプレゼントを渡せない理由をしっかり伝えること。
ただし、理由が現実的すぎると子どもががっかりするため注意が必要です。
子どもを傷つけないように、希望を叶えるための代案を出せると望ましいですね。
例えば予算オーバーの場合は、誕生日プレゼントと一緒にする方法などを提案してみましょう。
子どもの希望を受け入れるときの注意点
本当は気が進まないプレゼントだけど、クリスマスは子どもの希望を叶えたいですよね。
譲歩するときの注意点をご紹介します。
特別であることを伝える
子どもが手にしたクリスマスプレゼントが、特別なものだと伝えましょう。
クリスマスプレゼントは相場的にも内容的にも、無条件に手に入るものばかりではありません。
親からのときは直接、サンタからのときはサンタの手紙で、特別なプレゼントだと伝えましょう。
「お手伝いをがんばったから」「勉強をがんばったから」と理由を明らかにすると、子どもがプレゼントを大切に扱うようになりますし、「もっとがんばろう」とやる気がアップします。
約束事を決める
ゲームは年齢的にまだ早いけれど、子どもが欲しがるためクリスマスプレゼントにするという場合は、事前に約束事を決めておきましょう。
ゲームは1日に決められた時間まで、寝る前は禁止など、家庭のルールを伝えます。
この場合も、親からのプレゼントならば直接、サンタからのときはサンタの手紙で教えましょう。
親以外、例えば祖父母や親戚からのプレゼントは、予算を家族間で調整して、話し合うのがおすすめです。
まとめ
この記事では、クリスマスプレゼントの年齢別の予算相場、プレゼントの内容、子どもへの対処法と注意点をご紹介しました。
子どもへのクリスマスプレゼントの相場は、年齢ごとに異なります。
とはいえ、何をプレゼントするかは家庭次第ですよね。
子どもの希望に寄り添いながら、親の負担にならない内容を選びましょう。
大切なことは、クリスマスプレゼントに愛情を込めること。
サンタからでも親からのプレゼントでも、子どもが喜ぶクリスマスにしたいですね。