うるま市にある「丸一食品」に行ってきました。沖縄本島中部の東側、与勝半島や海中道路へ向かう際に気になっていましたが、訪れるのは初めてです。丸一食品は沖縄風いなりの元祖と言われています。うるま市出身の5人組バンド・HYが丸一食品の沖縄風いなりをソウルフードと紹介していたり、JAのファーマーズマーケットで見かけたりするので、結構知名度が高いと思います。それで来沖中のおかんに食べてもらおうと立ち寄りました。
お店に到着したのは13時頃。遅いランチタイムなのか、週末の親戚集まりに持っていくためか、店内には先客が5〜6人。お店裏手の駐車場も満車状態だったし、ウチナンチュは本当に丸一食品のいなりが好きだなぁ。
こちらが丸一食品のメニュー表です。いなりずしは単品の他にも5個・10個入り、チキンとセットなどが売れられています。他にも骨なしチキン・骨付きチキン・チキンの串さし・からあげ・とり皮などもメニューにありました。
いなりとチキンのセットは限定商品なので、1人3パックまでらしい。なのですが...
壁に貼られたメニューと価格表を見ると、いなりとチキンのセットが完売になっていました。まだ13時なのに、もう売り切れだなんて！
いなりずしの早見表もありました。単品90円で、最大数は200個の18000円。いやいや、200個も購入するんか！とツッコミたくなりますね。沖縄は親戚が多いから、200個もなくはない話かも。ちなみに、複数購入しても割安にはならないようです。
丸一食品では沖縄風いなりとチキンのオードブルも販売しているようです。2日前までに予約すればOKらしい。いなりオンリーのオードブル、圧巻だー。
壁を眺めている間に我々の順番が回ってきました。レジ付近に並んでいるものが残っている商品のようです。
この日はいなり5個入り（450円）、チキン7本（640円）、からあげ（ガーリック味、150円）を購入しました。
まずは主食のいなりから。パックを開けると酢飯の香りがふんわり。
パックから出してみます。味付けしていない薄いおあげにたっぷりのごはんが詰め込まれています。炊きあがりはやや硬め、ギュッと詰め込んでもお米が潰れません。いいですねー、好み。
お子サマーはいなりをペロッと食べました。なんとふたつも。おあげは外していたけれど、おいしい！と彼なりのピースサイン。
こちらはチキンです。チキンは1本単位・グラム売りだそうです。今回は骨なし7本入りで640円でした。ニンニクと味濃いめのチキンは、いなりにもビールにも合います。
からあげ（ガーリック味、150円）もいただきました。小さくカットされた唐揚げもガーリックがきいて、グビッとビールを飲みたくなります。
いなりもチキンもおいしい丸一食品は、勝連平敷屋（本店）とうるま市塩屋（支店）の2店舗しかありません。類似品もよく見かけるし、わたしも過去にオイナリアンを食べましたが、新しい食文化を切り開いた元祖というのはオリジナルを守りつつも色々大変だなぁと思いました。
ということで、うるま市にある「丸一食品」で沖縄風いなりとチキンを購入してきました。あっさり食べられる沖縄風いなりとガーリックがきいた濃い味のチキンの組み合わせ、おいしいですね〜。沖縄風いなり2つとチキン1〜2本でお腹いっぱいになりますよ。セット売りは食べきりにちょうどいいサイズ感だし、価格もお手軽なので人気もあるだろうなぁ。塩屋店はうるまのドンキボーテ近くなので通りがかりに立ち寄りやすいので、また沖縄本島中部ドライブの途中に立ち寄りたいと思います。
終わり。
住所：〒904-2231 沖縄県うるま市字塩屋494-6
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