北京オリンピック2022

ワリエワ側「祖父が用意のデザートに禁止物質混入の可能性」主張

　2022年北京冬季五輪のフィギュアスケートに出場してドーピング違反による資格停止と失格の処分を受けたカミラ・ワリエワ（ロシア）側が、心臓手術を受けたワリエワの祖父が用意したイチゴのデザートに常用薬が混入した可能性があると主張していたことが7日、スポーツ仲裁裁判所（CAS）が公表した詳細な裁定文書で

IOCバッハ会長、CAS判断に「尊重」　露のワリエワ選手巡り

　国際オリンピック委員会（IOC）のバッハ会長は1日、北京冬季五輪のフィギュアスケートに出場したカミラ・ワリエワ（ロシア）にドーピング違反による資格停止と失格の処分を科したスポーツ仲裁裁判所（CAS）の裁定を「最大限に尊重する」と述べ、ドーピングに毅然(きぜん)とした態度を示した。韓国の江陵で記者会

フィギュア日本が銀メダルに　北京冬季五輪、ワリエワ処分で

　フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ選手（ロシア）のドーピング問題で、スポーツ仲裁裁判所（CAS）が同選手に2021年12月25日から4年間の資格停止処分と同日以降に出場した大会の失格処分を科すと発表したことを受け、22年北京冬季オリンピックの団体で銅メダルだった日本が銀メダルに繰り上がること

今を生きる、今を書く

終わりの見えぬ北京五輪＝町田樹　/38

　例年に比べて随分暖かいものの、秋も暮れに差し掛かり、いよいよフィギュアスケートのシーズンが本格的に幕を開けた。現在、グランプリ（GP）シリーズという大事なシリーズ戦のただ中であり、私も解説者としてこの競技の醍醐味（だいごみ）を中継放送などで伝えている。　解説者として日々、各国・地域の選手やスケート

スキージャンプ×プロ野球、異色の方程式が生み出すものは？

　ホームランを期待するスキージャンプ選手と、K点越えを願うプロ野球選手、そんな関係の2人がいる。競技の垣根を越えたアスリートの交流は珍しくはないが、常識にとらわれない行動力で新たな価値を生み出そうとしている。　「ただの同級生ではここまで応援しなかったと思う」　2022年北京冬季オリンピックに出場した

北京冬季五輪、69億円の黒字　バッハ会長「祝福したい」

　国際オリンピック委員会（IOC）は6日、昨年2月の北京冬季五輪の収支が5200万ドル（約69億7000万円）の黒字になったと発表した。大会組織委員会から報告があったという。IOCに分配される剰余金1040万ドルを冬季競技などの発展のために中国オリンピック委員会に提供する。　IOCのバッハ会長は新型

北京旗手、スピードスケート郷亜里砂選手　笑顔で退職報告　愛媛

　北京冬季オリンピックの開会式で日本選手団の旗手を務めたスピードスケート女子500メートルの郷亜里砂選手（34）が17日、愛媛県の中村時広知事を表敬訪問した。今月末の現役引退に伴い、2014年4月から務める県のスポーツ専門員を退職することを報告。「（愛媛は）競技に集中できる環境で、五輪にも2回出場で

ポッドキャスト―今夜、BluePostで

「今夜、BluePostで」　今週も続々「＃やっぱりゆづが好き」

　毎日新聞の記者がお送りするポッドキャスト「今夜、BluePostで」。毎週金曜日は、運動部の倉沢仁志記者と芳賀竜也デスクが、スポーツの話題をたっぷりとお届けします。27日放送の第12回は、リスナー参加型コーナー「やっぱりフィギュアが好き」で前回に引き続き、羽生結弦選手のファンからのお便りをご紹介し

フィギュア参加年齢引き上げへ　26年ぶり改正の背景とは？

　フィギュアスケートでオリンピックに出場できる年齢が、26年ぶりに引き上げられる見通しとなった。国際スケート連盟（ISU）は6月6～10日の総会で、現行の15歳以上から17歳以上へ段階的に引き上げる改正案を提出する。改正の背景やスポーツ界での低年齢化の課題を追った。　◇15歳の金メダリストの「その後

今を生きる、今を書く

スポンサーシップのあり方＝町田樹　/20

　皆さんは、昨年末にこのような珍事件が発生したことをご存じだろうか。それは、12月5～18日の期間、オランダ・レーワルデンで開催されていたカーリングの北京オリンピック最終予選初日での出来事であった。5日は、混合ダブルスの日本対米国戦と日本対ラトビア戦が繰り広げられており、その模様をNHK（BS1）が