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ベトナム初のサッカーW杯 快挙を支えた日本人指導者の存在
2023/7/22 08:00 2255文字髪は長く、肌は白い方が良い――。そうした風潮から数年前まで女性がサッカーを楽しむ文化はなかったというベトナムが、歴史的な一歩を踏み出す。20日開幕のサッカー・女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会で、男女を通じて初のW杯に出場する。飛躍の陰には、一人の日本人指導者の奮闘があ
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高校日本一監督は氷点下30度の地に 異国で奮闘するサッカー指導者
2023/5/3 12:00 1889文字サッカーで日本が同じアジア地域から指導者派遣を求められるようになって今年で25年目となる。日本サッカー協会はこれまでに100人を超す指導者らを派遣。全国高校選手権優勝監督や女子日本代表のパイオニアらが、過酷な環境や異文化の中で奮闘を続ける。 ◇伊東純也級の逸材も 「冬は氷点下30度にもなるので髪が
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次回W杯へギラギラ サッカー日本代表の若手サイドバック陣
2023/4/5 07:30 1616文字サッカー男子日本代表が米国、カナダ、メキシコで共催される2026年ワールドカップ(W杯)に向けて再スタートした。昨年のW杯カタール大会後、初の活動となった3月の国際親善試合2連戦では次世代を担う選手が起用された。日本代表が取り入れようとする新戦術の鍵を握るのが、サイドバック(SB)だ。 ◇「飛び級
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敗戦でもテストで収穫 試行錯誤で生まれ変わるサッカー日本代表
2023/3/28 22:41 702文字サッカーの男子日本代表は28日、大阪・ヨドコウ桜スタジアムで行われた国際親善試合のキリンチャレンジカップでコロンビア代表と対戦し、1―2で敗れた。 強豪相手にさまざまなテストができたことは何よりの収穫だろう。ただ、地力の差をまざまざと見せつけられた。「新しい戦術のチャレンジと新しい選手の融合という
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「4-2-3-1」に込めた森保監督の思い サッカー日本代表
2023/3/24 20:40 798文字サッカー日本代表は24日、東京・国立競技場で行われた国際親善試合のキリンチャレンジカップで、ウルグアイと1―1で引き分けた。 悲願の8強入りが目前で途絶えたワールドカップ(W杯)カタール大会から約3カ月半。新生・森保ジャパンにとってはまずまずの船出と言えるだろう。 「チーム全体でまた新たなものを作
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鹿島、覇権奪還へのラストピース 昌子が1544日ぶりに出場
2023/3/12 21:27 704文字◇△鹿島アントラーズ0―0アビスパ福岡△(12日、カシマ) 頼れる男が鹿島に帰ってきた。今季、5季ぶりに古巣に復帰したものの、けがで戦列を離れていたDF昌子源が復帰後、初出場。退場者を出して数的不利となったチームの最後方で奮闘し、無失点での引き分けに貢献した。 鹿島のユニホーム姿でプレーするのは1
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WBC日韓戦大勝 逆転劇呼び込んだ日本の「お家芸」
2023/3/11 07:00 1051文字野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次リーグB組は10日、東京ドームで行われ、日本代表「侍ジャパン」は13―4で韓国を降し、開幕2連勝とした。 宿敵・韓国に3点を先行された直後、4点を奪い返して逆転に成功した日本。勝負の分岐点となったビッグイニングを引き寄せ
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脱マスク、政府方針は13日から「個人の判断」 企業や施設は対応バラバラ
2023/3/8 19:06 2535文字新型コロナウイルス対策のマスク着用が13日から政府の方針で屋内外問わず「個人の判断」となる。各業界で着用を推奨するガイドラインを見直す動きが広がっているが、企業・団体や施設によって客や従業員への対応には差がある。着用を巡るトラブルも起きており、「脱マスク」は簡単ではなさそうだ。 宿泊や小売りなどの
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鹿島・藤井、待望の移籍後初ゴール 「ちょっとほっとした」
2023/3/4 19:20 614文字◇○鹿島アントラーズ3―1横浜FC●(4日・ニッパツ) 待望の移籍後初ゴールだった。今季、J1広島から鹿島に加入した藤井智也が開始早々に先制ゴール。「チームの一員となるためにも、と思っていたのでとてもうれしい」。新天地で存在感を増すスピードスターは胸をなで下ろした。 前半9分、右サイドでパスを受け
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「残り1分」からの逆転劇 川崎が1人退場の逆境で底力、今季初白星
2023/2/25 20:48 666文字◇○川崎フロンターレ2―1鹿島アントラーズ●(25日・カシマ) 主力に故障者が相次ぎ、チーム状態は万全とは言えなかった。0―1の試合終盤には退場者も出た。だが、川崎の選手たちは慌てない。後半44分。近年のJリーグをけん引してきた「常勝軍団」の逆転劇が始まった。 左CKの流れから最後は途中出場の新人
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挑戦者となった「常勝軍団」 復活期す名門・鹿島アントラーズの今
2023/2/25 14:00 1647文字過去5年のJ1の成績は3、3、5、4、4位。上位を保ち続け、低迷という言葉はそぐわないが、2016年度の天皇杯全日本選手権制覇を最後に6季連続で国内主要タイトル無冠とクラブワーストを更新した。「常勝」を宿命づけられてきた鹿島アントラーズにとっては不本意な成績と言えるだろう。復権の鍵を握るのは、タイ
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55、71、99……今季のJリーグで大型背番号が急増した理由
2023/2/23 12:00 1613文字「55」「71」「99」……。サッカーのJリーグで今季、これまでなじみのなかった数字の大きな背番号を着用する選手が増えている。 Jリーグの背番号は1993年の創設当初は先発メンバーが1番がGK、2~11番はフィールドプレーヤーでDF、MF、FWの順、控えメンバーが12番以降(GKは16番)と定めら
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得点力不足解消へ、名古屋の新FWユンカーいきなり躍動 J1
2023/2/19 04:30 617文字◇名古屋グランパス1―0横浜FC(18日・ニッパツ) 上々の新天地デビューだ。浦和から名古屋に期限付き移籍で加入したFWユンカーが開始からわずか4分で移籍後、初ゴール。昨季は深刻な得点力不足に悩まされてきたチームに新戦力が光を照らした。 この日、最初のCK。MF和泉竜司の右足から放たれたボールは、
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今季のJリーグはどう変わる? J1は17日開幕
2023/2/16 11:00 1281文字サッカーの明治安田生命J1リーグは17日、横浜F・マリノスと川崎フロンターレの昨季1、2位直接対決で幕を開ける。30周年の今季は何が変わるのか。 ◇降格は1チーム J3に奈良クラブとFC大阪が参入し、今季のクラブ数はJ1・18、J2・22、J3・20と過去最多の60となった。来季以降は各20クラブ
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「伊右衛門」開発者が語るJリーグの魅力「地域の課題解決に」
2023/2/15 07:30 1483文字サッカーのJリーグは17日、30周年の節目のシーズンが開幕する。地域密着を掲げて根付いてきたリーグの魅力はどこにあるのか。緑茶飲料「伊右衛門」の開発チームでリーダーを務め、現在はJリーグと協働で高齢者をキーワードにしたプロジェクトに取り組むサントリーウエルネスの沖中直人社長(55)に聞いた。 ◇と
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ドイツ内定に身長198cm…全国高校サッカー選手権で輝いた個性派たち
2023/1/13 05:00 1283文字岡山学芸館の初優勝で9日に幕を閉じたサッカーの全国高校選手権。同校はJリーグ内定者がゼロだったことで話題を集めたが、第101回目を迎えた大会は個性が光る選手が躍動した。近い将来、さらに輝く可能性を感じさせた3年生を紹介する。 最も注目を集め、前評判通りのプレーで魅了したのは、ドイツ1部リーグのボル
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football life
拡大路線はもろ刃の剣 アジア市場狙うFIFAの野望と懸念
2022/12/19 07:30深掘り 1342文字4年に1度の祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)は次回、拡大路線にかじを切る。背景に透けて見えるのは市場拡大だ。吉と出るか、凶と出るか――。 日本が初出場した1998年フランス大会から32チームによる大会方式だったが、国際サッカー連盟(FIFA)は保守的な欧州勢の反対意見をねじ伏せ、2026年の
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カタール紀行
ひっそり… 役目を終え、解体待つスタジアム サッカーW杯
2022/12/14 10:00 927文字サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の準々決勝を終えた翌11日、ドーハ港のすぐそばに立つ974競技場は、ひっそりとしていた。強い海風が吹き付ける中、時折、後片付けをしている作業員を見かける程度で人影はまばらだ。各国のファンがあふれ、歓声を上げていた数日前までの熱狂は消え、祭りの後の寂しさが
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football life
アフリカ、アジア勢の躍進目立つ今大会 世界の勢力図に変化は?
2022/12/13 18:00 1442文字サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会では、モロッコがアフリカ勢として史上初のベスト4入りを果たし、アジア勢も初めて3チームが16強入りした。欧州、南米の2大勢力という構図は変化しているのだろうか。 決勝トーナメントに進んだ16チームの内訳は、欧州8▽アジア3▽南米、アフリカ各2▽北中米1―
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football life
ベテランから受け継がれたバトン サッカー日本代表
2022/12/9 18:00 1391文字サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会でPK戦の末に日本が敗退した決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦。志願して蹴ったPKを止められた三笘薫(ブライトン)は人目をはばからずに泣いた。「長友(佑都、FC東京)さんを含め、つないできたところがあって。受け継ぐ覚悟ができていたので手を挙げたんですけ
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