都心部に林立する超高層タワーマンション。高さ60メートル(階数にしてほぼ20階)以上のものが「超高層」であり、塔状の形をしたものがタワーマンション……だから、高さ60メートル以上で塔状の集合住宅が超高層タワーマンションとなる。
土地が少ない都心部では、限られた面積の土地になるべく多くの住宅をつくることが求められる。その点、超高層タワーマンションは都心向きの住宅形態といえる。
都心部では10階建ての建物で総戸数400戸というようなマンションをつくる土地がない。その点、超高層タワーマンションならば、都心部でも大規模マンションを実現させやすい。下層部に価格を抑えた住戸を作れるし、共用施設やサービスが充実するといったメリットも生じる。いろいろな意味で、超高層タワーマンションは都心向きなのだ。
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