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元代表FW鈴木隆行引退「選手の苦しさわかる指導者に」

鈴木英世・毎日新聞東京本社運動部記者
2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会1次リーグ初戦のベルギー戦で、同点ゴールを決めた鈴木隆行選手=埼玉スタジアムで2002年6月4日
2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会1次リーグ初戦のベルギー戦で、同点ゴールを決めた鈴木隆行選手=埼玉スタジアムで2002年6月4日

 サッカーの元日本代表FWで、J2千葉に所属していた鈴木隆行選手(39)が今季限りでの引退を表明した。12月7日、最後の所属チームとなった千葉のクラブハウスで記者会見した鈴木選手はすがすがしい表情で「次に進みたい気持ちが、プレーしたい気持ちを超えていった」と語ると同時に、「21年間プレーしてきて、ずっと苦しかった」と明かす。

 1995年、茨城・日立工高からJ1鹿島に入った。以降は期限付き移籍を繰り返し、97年はブラジルへ武者修行、98年は市原(現千葉)へ。99年に再びブラジルに行き、帰国後の00年シーズンは川崎でプレー。鹿島でシーズンを通して活躍したのは01年ぐらいだった。

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毎日新聞東京本社運動部記者

1974年、福島県生まれ。東京大卒。2002年、毎日新聞社に入社。静岡支局、東京本社情報編成総センターを経て、東京本社運動部。09年から13年は中部報道センターでプロ野球、大相撲、サッカーなどを取材し、13年4月に東京本社に戻ってからはプロ野球、サッカーを担当している。