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NHK“夜9時”報道番組 4月から一新 世界中に目を向け取材力を底上げ

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「ニュースウオッチ9」を担当する(左から)広内仁記者、佐藤真莉子記者、星真琴アナ、「サタデーウオッチ9」を担当する伊藤良司記者、林田理沙アナ 拡大
「ニュースウオッチ9」を担当する(左から)広内仁記者、佐藤真莉子記者、星真琴アナ、「サタデーウオッチ9」を担当する伊藤良司記者、林田理沙アナ

 NHK報道番組「ニュースウオッチ9」(月曜~金曜後9・00)、「サタデーウオッチ9」(土曜後9・00)の取材会が27日、都内で行われた。

 2番組は新しいキャッチフレーズを掲げ、4月から装いを新たに一新する。

 平日の夜、その日起きたニュースを迅速かつ正確に伝える「ニュースウオッチ9」のメインキャスターには、星麻琴アナウンサー。これまで1人だった記者を2人に増員。広内仁記者と、佐藤真莉子記者が、現場で得た知見を武器により深い徹底取材を行う。

 「サタデーウオッチ9」は現在、キャスターを務める赤木野々花アナウンサーからバトンを受け、林田理沙アナウンサーが4月からメインキャスターを務める。ソウルやパリ、米国など世界のニュースを肌身で感じてきた伊藤良司記者とタッグを組み、週末の心地よい時間をニュースと共に届ける。

 伊藤記者は「海外での取材経験で得た経験をできるだけ番組に生かして生きたい。努めてまいりたい」と意気込み。米駐在の3年間は、コロナ禍、米のインフレと円安に悩まされ「気の晴れない毎日だった」と明かし、自身の救いになったのが「大谷翔平選手の活躍」と告白。

 「今、騒動に巻き込まれていますけど、今年も活躍してくれると思いますし、大谷選手の活躍というのは海外に住んでいる日本人にとっても勇気と自信を与えてくれたなと思っています」と言及。「世界を舞台に活躍する日本人、世界の課題などに取り組んでいる人達を取り上げて、日本の存在感を高めるようなことに貢献できれば」と強い覚悟を語った。

 4月から記者としてニュースを届ける3人は、それぞれ海外総局または支局を経験。これまでの経験を生かし、日本のみならず世界中のニュースに目を向け、より多くの情報を視聴者に届ける。

 新しい姿を各チームが形成し、“NHKの夜9時”のニュースをより充実した内容にしていく。

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