入江陵介、日本競泳陣初の5大会連続五輪出場は決まらず 100m背

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男子100メートル背泳ぎ決勝、2位ながら派遣標準記録を突破できず顔をしかめる入江陵介=東京アクアティクスセンターで2024年3月19日、和田大典撮影
男子100メートル背泳ぎ決勝、2位ながら派遣標準記録を突破できず顔をしかめる入江陵介=東京アクアティクスセンターで2024年3月19日、和田大典撮影

競泳 パリ・オリンピック代表選考会(19日・東京アクアティクスセンター)

男子100メートル背泳ぎ 入江陵介(イトマン東進)=54秒10(2位)

 日本の男子背泳ぎをリードし続けてきたプライドを、結果につなげることはできなかった。入江陵介は男子100メートル背泳ぎ決勝で派遣標準記録(53秒21)に及ばない54秒10で2位。この日は日本競泳初となる5大会連続の五輪出場を決められなかった。

 頭がぶれず抵抗の少ない泳ぎで、前半は25秒73でトップと順調な滑り出し。だが、これまでならスッと抜け出てきたはずのラスト15メートルで伸びず、大学4年の松山陸に逆転を許した。レース後は悔しさからか、うつむきながら無言で取材エリアを通り過ぎた。

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