特集

能登半島地震

2024年1月1日、石川県能登地方で最大震度7を観測する地震がありました。同地方では、23年5月に最大震度6強の地震が発生しています。

特集一覧

日本海側で30年ぶりの大津波警報 専門家が警鐘「到達まで早い」

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
津波の被害を受けた沿岸部の住宅地=石川県珠洲市で2024年1月2日午前8時28分、本社機「希望」から
津波の被害を受けた沿岸部の住宅地=石川県珠洲市で2024年1月2日午前8時28分、本社機「希望」から

 1日に発生した最大震度7の能登半島地震と、続いて日本海側に押し寄せた津波。地震は元々地震活動が活発な地域で起きた。気象庁や専門家は今後も同程度の地震が起きる可能性があるとして警戒している。

 大津波警報の発表は今回で6回目となる。2011年の東日本大震災以来で、日本海側では死者・行方不明者が231人に上った北海道南西沖地震以来、約30年ぶりだ。東日本大震災の印象から津波は太平洋側で起こりやすいと捉えられがちだが、専門家は「日本海でも過去に津波は起きており、津波が到達するまでの時間が早い特徴がある」と警鐘を鳴らしている。

 大津波警報は、津波の高さが最大3メートルを超えると予想される場合に気象庁が発表する。「巨大な津波が襲い、木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれる」という被害を想定している。このほか、予想される津波の高さが1~3メートルの場合に津波警報、0・2~1メートルの場合に津波注意報を発表する。

この記事は有料記事です。

残り701文字(全文1114文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

この記事の特集・連載

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月