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1990年代のドラマ「ビーチボーイズ」「GTO」で反町に憧れた人はどれくらいいるだろう。年を重ねて俳優として幅を広げながらも、端正なルックスと醸し出すオーラは変わらない。それどころか、むしろ魅力を増しているようにも見える。実際に会ってみると、その存在感に圧倒された。
今回演じるのは明鏡医科大学付属病院の病理医、藤巻達臣。患者とコミュニケーションを取るのは苦手だが、人命を守る最後のとりでになれるという思いからこの道を選んだ。ある日、未知の殺人球菌「ギフト」を発見したことで、人生が一変。激しい権力争いに巻き込まれていく。
「人間関係を描きながらも、医療やサスペンスなどいろんな要素が加わり、絶妙なバランスで作られている。大人が楽しめるドラマだと思います」
今作は「サバイバル医療ミステリー」とでも言うべきか。脚本は多くの話題作を手がけてきた黒岩勉。「ドラマとしてつじつま合わせのシーンがなく、引き算がよくできている印象。セリフや言い回しも、とても話しやすい。多彩な役者さんの中で、不器用な藤巻がどう駆け引きしていくのか楽しみです」と期待を寄せる。
これまでのクールなイメージとは異なり、病院内ではうだつが上がらず、周囲の職員からやや見下されているという役どころだ。意外にも、…
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