はやぶさ2部品から上和菓子まで 今年度、「かわさきマイスター」に5人 /神奈川

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「かわさきマイスター」認定を喜ぶ(後列右から)大沢さん、神居さん、中村さん(前列右から)清水さん、福田市長、八木さん=2023年11月7日、和田浩明撮影
「かわさきマイスター」認定を喜ぶ(後列右から)大沢さん、神居さん、中村さん(前列右から)清水さん、福田市長、八木さん=2023年11月7日、和田浩明撮影

 川崎市がものづくりで市内最高峰を認定する今年度の「かわさきマイスター」5人が7日、発表された。小惑星探査機はやぶさ2の主要部品を製造した業者や上和菓子づくりの職人など多彩な顔ぶれだ。福田紀彦市長は「今後も匠の技を生かしものづくり都市・川崎を支えてほしい」と呼びかけた。

 マイスター(ドイツ語で「名人」)認定は1997年度に始まった。これまで80分野の124人が選ばれている。

 はやぶさ2のイオンエンジンを保持するプレートを製造したサンテック(中原区)の清水睦視社長(60)は精密金属加工分野で選出された。プレートは正確な軌道を保つ基幹部品で重さ200キロのアルミを2カ月で4・5キロまで削って作り上げたが、誤差範囲はわずか1000分の5ミリだった。

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