京都市、使用済みマンホールのふたを販売 「ご当地」がマニアに人気

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京都市が一般販売するマンホールの蓋(ふた)。右から1978、81、90年製(市上下水道局提供)
京都市が一般販売するマンホールの蓋(ふた)。右から1978、81、90年製(市上下水道局提供)

 京都市は、使用後に不要となった下水道マンホールの鉄製蓋(ふた)を初めて一般販売する。製造年代が異なる3枚限定で、価格は1枚5500円。従来は鉄くずとして業者に1枚3000円程度で売却していたが、自治体ごとに特色がある「ご当地マンホール」の蓋は近年、収集家の間で人気が高まっており、需要があると見込んで高めに設定した。購入の申し込みは10月13日まで。

 一般販売する蓋は1978、81、90年に製造された3種類で1枚ずつ。円形で直径66センチ、重さは80~90キロある。90年製は古都にちなんで「御所車」の車輪をイメージした絵柄が施され、各地にちなんだデザインが普及する前の78、81年製は市章を中心にあしらったシンプルな模様。いずれも設置から30年以上たち、さびや傷が多数付いている。

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