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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から2年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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プーチン氏邸宅から6.5kmの倉庫で火災 ロシア、首都近郊が不穏

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プーチン露大統領=2023年8月9日、スプートニク通信・ロイター
プーチン露大統領=2023年8月9日、スプートニク通信・ロイター

 ロシアの首都モスクワ近郊にあるプーチン大統領の邸宅から東に6・5キロの倉庫で10日深夜、火災が起きた。11日午前には1機の無人機(ドローン)がモスクワ市内に墜落した。首都とその近郊ではここ数日、爆発や火災、無人機飛来が相次ぎ、不穏な情勢が続いている。

 ロシア非常事態省によると、10日深夜の火災は首都に隣接するモスクワ州東部のオジンツォボ市にある倉庫で起き、2000平方メートルを焼いた。負傷者はいない。またロシア国防省は11日、飛来してきたウクライナ軍のドローンに妨害電波を発信し、モスクワ市内の森林地帯に墜落させたと発表した。この影響で、モスクワ州のブヌコボ空港は運航を一時見合わせた。

 首都北郊のセルギエフ・ポサードでは9日、光学器械などを取り扱う工場の倉庫で爆発が発生。80人以上が死傷し、8人が行方不明になっている。10日未明には首都南郊のドモジェドボ空港から約10キロの地点でも大規模火災が発生した。

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