コロナで中止の21年国体 県に「早期開催」要望 スポーツ協会 /三重

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一見勝之知事(右)に要望書を手渡した県スポーツ協会の向井弘光会長=三重県庁で2023年8月1日、寺原多恵子撮影
一見勝之知事(右)に要望書を手渡した県スポーツ協会の向井弘光会長=三重県庁で2023年8月1日、寺原多恵子撮影

 県スポーツ協会は1日、国民体育大会を早期に開催するよう求める要望書を一見勝之知事に提出した。国体は47都道府県の持ち回りで開催され、現在の計画では2034年で2巡目が終わる。県内では21年秋に開催予定だったが新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止され、全国で唯一、2巡目開催の予定がない。県スポーツ協会は「3巡目の開催順を待つことなく、早期開催を」と要望した。

 県は、21年の「三重とこわか国体・三重とこわか大会」を中止した。27年への延期を検討したが、会場の再選定が必要なことや追加の経費がかさむとして断念。鹿児島は新型コロナの影響で20年の開催を中止し、23年に延期した。一見知事は、「(延期を断念したのは)苦渋の決断だった。そろそろ新しい決断をしなくてはいけない時期。関係者の声を聞きながら調整したい」と応じた。

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