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共産党は25日、1922年の結党からの100年をまとめた党史「日本共産党の100年」を発行した。戦前戦後を通して、弾圧や反共攻撃といった「絶え間のない攻撃にさらされ、それを打ち破りながら前途を開く」という「苦闘の100年」だと振り返った。
共産は国内の政党では最も創立が古く、党史の刊行は2003年以来20年ぶり。天皇制廃止などを掲げて弾圧された戦前から現代まで、年代ごとに全5章、約20万字でまとめた。タブロイド判は280円で、党本部や都道府県委員会などで購入できる。10月に書籍化され、一般書店でも販売する予定だ。
1960年代以降、国政選挙で「3回の躍進」を経験したとし、「そのたびに支配勢力は反共キャンペーンと反動的政界再編で応えた」と指摘。旧社会党と公明党が共産抜きの連合政権構想で合意した80年の「社公合意」や、00年代の「財界主導の2大政党の政権選択のおしつけ」などで党勢が後退したと記載。立憲民主党と政権の枠組みで合意した21年衆院選を「はじめて政権交代に正面から挑戦する歴史的なたたかい」と総括しつつ…
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