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欧州各リーグで最多得点ラッシュ サッカー日本代表の手応えは

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欧州各リーグで日本選手シーズン最多得点を更新した(左から)中村敬斗、上田綺世、久保建英、三笘薫、伊東純也、古橋亨梧
欧州各リーグで日本選手シーズン最多得点を更新した(左から)中村敬斗、上田綺世、久保建英、三笘薫、伊東純也、古橋亨梧

 サッカーの欧州各国・地域リーグで2022~23年シーズン、日本選手のシーズン最多得点がいくつも塗り替えられ、得点王も誕生した。日本代表は決定力不足が指摘されて久しいが、選手たちはどのような手応えをつかんだのか。

 6月の国際親善試合は、欧州で結果を残した日本代表選手の凱旋(がいせん)試合にもなった。

 「自分らしいプレーは元々できていたけれど、よりゴールを意識した。シュートレンジ(シュートを決める範囲)などを意識してやっていたので、それがうまくつながった」

 6―0で大勝したエルサルバドル戦(15日・豊田スタジアム)に途中出場し、相手守備陣のマークをうまく外してヘディングで6点目を奪った古橋亨梧選手(セルティック)は、所属先で得てきた手応えをそう振り返る。

 スコットランド・プレミアリーグで移籍1年目だった昨季の12点を大幅に上回る27点。自らが持つ同リーグの日本選手最多ゴールを更新するとともに、欧州主要リーグで日本選手初の得点王に輝いた。その得点感覚は、代表戦約2年ぶりのゴールにも生かされた。

 エルサルバドル戦にワントップで先発した上田綺世選手(セルクル・ブリュージュ)は、相手DFの退場を誘って獲得したPKを自ら決め、待望の代表初ゴールを奪った。昨夏移籍したベルギー1部リーグで22点を挙げ、同リーグで鈴木優磨選手(鹿島)が20~21年シーズンに挙げた17点を上回り、得点ランキングでは2位となった。

 けがでペルー戦(20日・パナソニックスタジアム吹田)を前に途中離脱となったが、「動き出しなど自分の武器が明確になったし、海外で通用するところを何となく自分なりに見つけることもできた。それが一つ自信になった」…

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