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陸上自衛隊は今年度から、東富士演習場(静岡県御殿場市など)で開催している国内最大規模の実弾射撃演習「富士総合火力演習」(通称・総火演)の一般公開を取りやめることを決めた。近年、入場券の当選倍率は約30倍と高い人気を誇っていたが、政府の防衛力抜本強化の余波が及んだという。ファンが「残念」と語る決定の背景は――。
総火演は陸自富士学校(同県小山町)の学生たちが火力戦闘や陸上作戦を学ぶ教育活動の一環として、1961年に始まった。富士山の裾野に広がる約8800ヘクタールの演習場に、戦車やりゅう弾砲などさまざまな火力装備が登場。一般客や招待客らが見守る中、数百から数千メートル先の標的を狙う。重火砲の爆音は会場の空気を震わせ、その迫力が観客を圧倒してきた。
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