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G7広島サミット

主要7カ国首脳会議(G7サミット)が2023年5月19日から21日まで広島で開催。ウクライナ侵攻などの難題にどう向き合う?

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グテレス国連事務総長が広島サミット出席へ「核軍縮の必要性主張を」

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日本メディアのインタビューに応じる国連のグテレス事務総長=ニューヨークで2023年5月16日、八田浩輔撮影
日本メディアのインタビューに応じる国連のグテレス事務総長=ニューヨークで2023年5月16日、八田浩輔撮影

 国連のグテレス事務総長は16日、広島市で開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)に出席すると発表した。グテレス氏は米ニューヨークの国連本部で同日、日本メディアのグループインタビューに応じ、「今こそ軍縮、特に核軍縮を再活性化する必要性を強く主張しなければならない」と述べ、被爆地から世界に平和へのメッセージを打ち出すべきだと訴えた。

 グテレス氏は、過去に広島や長崎で被爆者たちの証言を聞いた経験に触れながら、「核兵器のない世界は国連にとって非常に重要な目標だ。この目標自体が、国連の存在を正当化するものだと思う」と言及。ロシアのウクライナ侵攻などを念頭に「核保有国は先制不使用のみならず、いかなる状況でも核兵器を使用しないことを確認する時期に来ている」と指摘した。「この点において、日本は特別な道徳的権威があると信じている」とも述べ…

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