- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
毒を持つトゲに、特有の臭い――。加工の難しさからあまり食べられていなかった魚「アイゴ」を使った商品の販売を、食品宅配大手が開始した。サイズが流通に適さなかったり、まとまった量が取れなかったりするなど他にもさまざまな理由から、水揚げされても捨てられることが多かったこうした「未利用魚」を一般家庭向けに販売する動きが広がりつつある。
食品宅配「オイシックス・ラ・大地」(東京都品川区)は、3月からサービスブランド「らでぃっしゅぼーや」で「大分県産アイゴの一夜干し」の販売を開始した。老舗の水産加工会社「やまろ渡邉」(同県佐伯市)が生産する。アイゴは、身がぷりっと引き締まり、スズキやホッケなどに似た淡泊で上品な味わいが特徴だという。
この記事は有料記事です。
残り800文字(全文1115文字)