伊藤美誠、最後に敗れるも新たな収穫　卓球Tリーグ女子・日本生命

　卓球のノジマTリーグのプレーオフは26日、東京・代々木第2体育館で女子のファイナル（決勝）があり、5連覇を目指した日本生命は神奈川に2―3で敗れた。

　5連覇を狙った日本生命の二枚看板は、伊藤美誠と早田ひな。世界ランキングは5位と6位で、日本を代表する2人だ。

　早田、伊藤とシングルスに連勝し、2―1と王手をかけた。しかし、ここから18歳の高校3年生、神奈川の木原美悠に2試合を連続で奪われた。

　1ゲームマッチの最終第5試合（ビクトリーマッチ）。木原と相対した伊藤は9―8とリードした場面で激しい打ち合いからミスが出て次のポイントを失うと、一気に逆転されてしまった。「ビクトリーマッチは来るなと思って準備していた。優勝を逃して悔しい気持ちは強い。頑張ったけれど疲れた」と振り返った。