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りくりゅう、日本勢初「年間グランドスラム」 2人が開き、照らす道

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ペアフリーで演技を終え、得点を見て静かに涙を流し見つめ合う三浦璃来、木原龍一組=さいたまスーパーアリーナで2023年3月23日、吉田航太撮影
ペアフリーで演技を終え、得点を見て静かに涙を流し見つめ合う三浦璃来、木原龍一組=さいたまスーパーアリーナで2023年3月23日、吉田航太撮影

 フィギュアスケートの世界選手権第2日は23日、さいたまスーパーアリーナでペアフリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の「りくりゅう」こと三浦璃来(りく)選手(21)、木原龍一選手(30)組(木下グループ)が金メダルを獲得した。日本勢で同種目の制覇は初めて。今季のグランプリ(GP)ファイナル、4大陸選手権に続く優勝となり、1シーズンで国際スケート連盟(ISU)による主要国際大会3冠となる「年間グランドスラム」を達成した。

 男女シングルの注目度が高い日本において、「りくりゅう」が結成4季目でここまで大きく飛躍することを予想した人は、少なかったはずだ。本人たちですら「こういうレベルに成長できるとは思っていなかった」と最初は疑っていた。

 木原選手は2019年夏の結成当時を…

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