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ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は10日、東京ドームで1次リーグが行われ、日本は韓国に13―4で逆転勝ちして2連勝となり、1次リーグ突破に大きく前進した。
メジャーリーガーでもなく、史上最年少の3冠王でもなく、実はこの男が世界一への命運を握っているのかもしれない。指揮官とともに、誰よりも長く一緒に戦ってきた「こんちゃん」が逆転劇の大きなピースになった。
ミスも絡み、3点を先取された直後の三回だ。ヌートバーの適時打で1点を返し、なお無死一、三塁の好機で、2番・近藤健介に打席が回った。内寄りに入った直球をすくい上げるようにしてはじき返し、打球は中堅手の頭上を大きく越えた。
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