「鳳凰の羽」背に勇壮に 豊年願う「谷汲踊」 岐阜

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3年ぶりに開かれた豊年祈願祭で披露された「谷汲踊」=岐阜県揖斐川町で2023年2月18日、兵藤公治撮影
3年ぶりに開かれた豊年祈願祭で披露された「谷汲踊」=岐阜県揖斐川町で2023年2月18日、兵藤公治撮影

 岐阜県揖斐川町谷汲で18日、新型コロナウイルスのため中止になった豊年祈願祭が3年ぶりに開かれ、県重要無形民俗文化財の「谷汲踊(たにぐみおどり)」が披露された。鳳凰(ほうおう)の羽に見立てた長さ4メートルの竹製の飾り「シナイ」を背負った踊り手が、胸の前につるした太鼓を打ち鳴らしながら踊って五穀豊穣(ほうじょう)を願った。

 旧谷汲村に伝わる谷汲踊は、源平合戦で源氏の勝利を祝って踊った「武者踊り」が起源と言われている。大正中期に中断したが、1952(昭和27)年に「谷汲踊保存会」が設立され、翌年に再興した。

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