広域強盗、指示役?2人逮捕で新局面 ピラミッド型組織、捜査のカギは

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日本に到着し、移送される今村磨人容疑者(中央左)=成田空港で2023年2月7日午後3時32分、吉田航太撮影
日本に到着し、移送される今村磨人容疑者(中央左)=成田空港で2023年2月7日午後3時32分、吉田航太撮影

 全国で相次ぐ広域強盗事件は新たな局面を迎えた。フィリピンの入管施設に収容されていた今村磨人(きよと、38歳)と藤田聖也(としや、38歳)の両容疑者は7日、日本に移送され、別の特殊詐欺事件に関与したとして逮捕された。警視庁は、リーダー格の渡辺優樹(38)と、小島智信(45)の両容疑者も8日に移送して逮捕する方針で、容疑者グループの全容解明を進める。

 警視庁がまず捜査するのが、2018年11月~20年6月ごろに60億円以上の被害が確認され、約70人が検挙された特殊詐欺事件だ。

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