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柴山翔太(しばやま・しょうた)さん(32)
高校球児だった3年の夏、甲子園への切符をかけた南北海道大会決勝で敗れ、教師になる夢を描いた。「監督になれば、もう一度甲子園を目指せる」
大学卒業後、国語科教員として札幌や神戸の私立高で勤務。生徒と向き合う中、意識に変化が出てきた。「教師として経験を積むことが、生徒の成長につながっている」。2020年4月、5校目となる私立福岡女子商業高校に赴任した。
商業系の高校には逆風が吹いていた。大学進学希望者の増加で普通科志向が高まり、同校は私立移管後の17年度以降、志願者が減っていた。だが、ビジネスに直結する商業高校ならではの学びに可能性を感じていた。
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