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書の美しさや演技構成などで競う「第15回書道パフォーマンス甲子園(全国高校書道パフォーマンス選手権大会)」が24日、“紙のまち”愛媛県四国中央市で開かれ、長野県松本蟻ケ崎高校が3連覇を果たした。
同校は、人と人のつながりの大切さを「墨縁(ぼくえん)」の大書と共に書き切った。災害や新型コロナウイルス、ウクライナ情勢などに見舞われる中、一度壊れたものでも復興できるのは人の力や支えがあってこそだ、との思いを込めた。同校書道部の元森未結奈部長(3年)は「スポットライトを浴びて最高の演技ができて感謝の気持ちしかない」と喜んだ。
準優勝の鳥取城北高校は、迫力のあるパフォーマンスで観衆を魅了。自身への怒りや悲しみに向き合い、「新たな自分に出逢(であ)いにゆく」との決意を紙面いっぱいに表現した。3位の上宮高校(大阪)は「不屈の精神」「私よ私を超えてゆけ」と大書し、努力を続ける意志を書に託した。その他、審査員特別賞=仙台育英学園高校(宮城)▽南海放送賞=愛媛県立三島高校▽紫舟賞=岐阜県立岐阜高校▽青柳美扇賞=兵庫県立須磨東高校…
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