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大相撲名古屋場所3日目は12日、名古屋市のドルフィンズアリーナであり、大関・貴景勝が平幕の琴ノ若を押し出しで破った。
「大関キラー」を相手に面目を保った。貴景勝が対大関戦7連勝中だった埼玉栄高の後輩、琴ノ若を押し出して白星を先行させた。
双差しを狙う琴ノ若を立ち合いではじき返した直後、貴景勝の右の張り手の音が会場に鳴り響いた。観客がどよめく中、一瞬動きが止まった琴ノ若を一方的に押し出し。気迫がこもった内容とは裏腹に、取組後は「あまり覚えていない」とそっけなく振り返った。
自身も含めた大関陣は先場所の初日から3日連続で琴ノ若に不覚をとり、今場所も正代、御嶽海が相次いで屈した。関脇以下の力士が2場所続けて3日連続で大関を破れば、昭和以降で初めて。大関の一角として不名誉な記録を阻止し、意地を見せた。
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