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岩手県大船渡市の県立大船渡高校の生徒約100人が、同校卒業生で演歌歌手の大沢桃子さんが三陸沿岸の防災標語「てんでんこ」を歌った歌謡曲の合唱版にコーラス参加した。「自分の命は自分で守る」を意味する言葉を若者の声で広めようと、大沢さんが協力を求めた。生徒たちは「身近な人から知ってもらえたら」と伸びやかな歌声を響かせた。
曲名は「命の道」で、演歌シンガー・ソングライターと称して東京で活動し、大船渡のふるさと大使を務める大沢さんが2021年7月に発売。「てんでんこ」と「命つなげて」「道がつながる」を繰り返し、東日本大震災など災害の教訓と未来への希望を込めた。大沢さんは演歌ファン以外にも親しんでもらおうと後輩と合唱版を作ることを発案。高校も「生徒が震災や災害を身近に感じられる」と要請に応じた。
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