不知火美術館・図書館、3日オープン 来館者目標は人口の10倍!? 熊本・宇城、人口6万人

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棚に本が並び、開館の日を待つ不知火美術館・図書館=熊本県宇城市で2022年3月22日、徳野仁子撮影
棚に本が並び、開館の日を待つ不知火美術館・図書館=熊本県宇城市で2022年3月22日、徳野仁子撮影

ツタヤに運営委託 若者呼び込み狙い

 人口約6万人の熊本県宇城(うき)市で、人口の10倍超の70万人の来館者数を目指した施設が3日、オープンする。市立の中央図書館と美術館をリニューアルした「不知火(しらぬい)美術館・図書館」で、民間の指定管理者に運営を委託する新施設だ。2005年に5町が合併して誕生した宇城市の人口は年々減少傾向にある。新施設が地域活性化の起爆剤となるのか。開館前の施設を訪ねてみた。

 3月下旬、熊本市中心部から車で約40分走ると、宇城市役所支所の裏手に横長の白い施設が目に飛び込んできた。1999年に開館した図書館と美術館が入る建物だ。リニューアルオープンを控え、スタッフや作業員が開館準備に追われていた。

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