スシロー「米マクドナルドと戦う」 2030年に年商1兆円目標

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スシローのすし=FOOD&LIFE COMPANIES提供
スシローのすし=FOOD&LIFE COMPANIES提供

 回転ずし最大手「スシロー」を展開するFOOD&LIFE COMPANIES(フード&ライフカンパニーズ、F&LC)=大阪府吹田市=の水留浩一社長(54)は毎日新聞のインタビューに応じ、2030年ごろまでに連結売上高1兆円の達成を目指す考えを明らかにした。1兆円に達した日本の外食企業はなく、海外事業の拡充などで売り上げ増を図る方針。水留社長は「(売上高2兆円を超える)米国のマクドナルドと戦えるような存在になり、外食を日本の基幹産業の一つにしたい」と語った。

 F&LCの21年9月期の連結売上高は2408億円、最終(当期)利益は131億円でいずれも過去最高を更新。1984年の創業以来40年近く増収を続けており、新型コロナウイルス禍でも持ち帰り専門店の出店などで需要を捉えた。同社は21年12月末時点でスシローを国内に626店、韓国や台湾などアジアに64店出店。21年4月に吉野家ホールディングス(HD)から買収した「京樽」やその運営店舗「回転寿司みさき」な…

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