原田泰治さん死去 信州の風景、描き続け 長女「本当に大きな存在」 /長野

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出版した本を手にする原田泰治さん。表紙絵はハワイで描いた「ジャカランダの丘」=長野県諏訪市渋崎の原田泰治美術館で2014年6月5日午前10時44分、宮坂一則撮影
出版した本を手にする原田泰治さん。表紙絵はハワイで描いた「ジャカランダの丘」=長野県諏訪市渋崎の原田泰治美術館で2014年6月5日午前10時44分、宮坂一則撮影

 素朴な筆致で日本の古里を描いた諏訪市出身の画家でグラフィックデザイナーの原田泰治さんが2日、悪性リンパ腫のため茅野市の諏訪中央病院で死去した。81歳だった。諏訪市原田泰治美術館で4日、長女の美室(みむろ)さん(48)ら家族が記者会見を開き「急なことでショックが大きい。本当に大きな存在だった」と悼んだ。【皆川真仁】

 原田さんは諏訪実業高校時代にグラフィックデザイナーを志し、武蔵野美術短期大学商業デザイン科を卒業後、古里をテーマに信州をはじめ全国各地の原風景を題材にした作品を残し、国内外で展覧会を開催した。

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