大阪から湖国、そして再び誕生の地へ 大阪・びわ湖毎日統合大会
毎日新聞
2022/2/24 11:00(最終更新 2/24 11:00)
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「第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会」(日本陸上競技連盟、大阪府、大阪市、大阪陸上競技協会主催、毎日新聞社など共催)が27日、大阪市内で開催される。オリンピックや世界選手権の代表選考会を兼ねるレースとして発展し、数々のドラマを生んだ「びわ湖毎日」は、東京マラソンに次ぐ規模の市民ランナーが参加する「大阪」と融合して生まれ変わる。生誕の地・大阪で新たな歴史を刻み始める。※選手の所属は当時
76年の歩み アベベ 君原 瀬古……
2020年12月、びわ湖毎日マラソンは「大阪マラソン」と統合することが決まった。トップ選手のレースと市民マラソンを一つにした大規模大会を重視する世界陸連の方針を考慮し、国内外のトップ選手が出場するびわ湖毎日を、国内では東京マラソンに次ぐ規模の市民ランナーが参加する大阪マラソンと統合し、発展させるのが狙い。今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響でエリート部門のみの実施となるが、今後は相乗効果が期待される。
琵琶湖畔での最後のレースとなった21年2月の第76回大会は、一般参加の鈴木健吾(富士通)が2時間4分56秒の日本記録で優勝。日本選手で初めて2時間5分を切る大記録が生まれたほか、42人が2時間10分を切る「サブテン」を達成する記録ずくめのレースとなり、華々しく幕を閉じた。
参加賞が「ブーム源流」
そ…
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