特集

北京オリンピック2022

北京冬季オリンピックに関する特集ページです。

特集一覧

小柄な二人が「鬼スイープ」 躍進支える吉田夕梨花と鈴木夕湖

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
【日本-スイス】決勝進出を決め、抱き合って喜ぶ(左から)鈴木夕湖、吉田夕梨花、吉田知那美、藤沢五月の各選手=北京・国家水泳センターで2022年2月18日、手塚耕一郎撮影
【日本-スイス】決勝進出を決め、抱き合って喜ぶ(左から)鈴木夕湖、吉田夕梨花、吉田知那美、藤沢五月の各選手=北京・国家水泳センターで2022年2月18日、手塚耕一郎撮影

 北京冬季オリンピックのカーリング女子で18日、日本代表「ロコ・ソラーレ」が準決勝のスイス戦に勝ち、初の決勝進出を決めた。日本勢として初めてメダルを獲得した前回2018年平昌五輪の銅を上回る銀メダル以上が確定。20日の決勝で英国と対戦する。

 2大会連続出場のチームの躍進を支えているのがブラシで氷を掃く「スイープ」を主に担当するリードの吉田夕梨花選手(28)とセカンドの鈴木夕湖(ゆうみ)選手(30)。ジュニア時代から一緒にプレーしてきた2人は、身長が152センチ、146センチと小柄ながら、持ち味の力強い「鬼スイープ」でチームをもり立てている。

 1次リーグ最終戦で敗れていたスイスとの準決勝。2人が激しく氷をスイープして石をコントロールすると、会場に「ナイススイープ!」という声が飛んだ。チームは世界選手権王者に途中で1点差に迫られながらも逃げ切って勝利し、初の決勝進出に笑顔がはじけた。

この記事は有料記事です。

残り592文字(全文987文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月