楽しんごさん「今思えば天狗だった」 ブーム去り、今は

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インタビューに「今思えば天狗(てんぐ)になっていました」と語る楽しんごさん=横浜市で2021年12月20日午後7時20分、牧野大輔撮影
インタビューに「今思えば天狗(てんぐ)になっていました」と語る楽しんごさん=横浜市で2021年12月20日午後7時20分、牧野大輔撮影

 今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」は、米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手の活躍をたたえる「リアル二刀流/ショータイム」が選ばれた。世相を表すこの賞で、10年前にトップテン入りした言葉に「ラブ注入」がある。このフレーズで当時人気があった楽しんごさん(42)は今、お笑い芸人と整体師の二足のわらじを履く日々を送る。イメージを暗転させた傷害事件や、所属する吉本興業から契約を解消されるきっかけとなった闇営業問題をどう受け止めているのか。横浜市の整体院で心境を聞いた。【聞き手・洪玟香】

 ――「ラブ注入」が2011年の流行語大賞のトップテンに選ばれてからもう10年がたちます。

 ◆当時はお笑いライブに約1万人のお客さんが集まり、まるでアイドルになったかのようにどこに行ってもキャーキャー言われました。多いときはテレビ番組の収録に1日6本出演させてもらって、睡眠時間は1日2~3時間ほど。そんな生活が約3年続いて……、今思えば天狗(てんぐ)になっていました。

 ――ブームが落ち着いたころ…

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