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農and食

農業、農政そして「食」の問題がさまざまにクローズアップされる中、毎日新聞社は「農と食」プロジェクトを展開します。長年取り組んできた全国農業コンクール、毎日農業記録賞、グリーンツーリズム大賞の経験と実績を生かしつつ、報道や各種事業を通して日本の農林水産業の持続可能な発展と地球環境と共生する社会の形成に貢献します。

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農and食・毎日農業記録賞

一般部門 優良賞に山田さん(小矢部) 「食の大切さ伝えたい」 /富山

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「子供たちに食の大切さを伝えたい」と話す山田俊也さん=富山県小矢部市で2021年11月4日13時51分、大森顕浩撮影
「子供たちに食の大切さを伝えたい」と話す山田俊也さん=富山県小矢部市で2021年11月4日13時51分、大森顕浩撮影

 第49回毎日農業記録賞(毎日新聞社主催、農林水産省・県・県教委など後援、JA全中など協賛)の入賞者が18日、発表された。県内からは一般部門で小矢部市水落の会社員、山田俊也さん(31)の「農業をする大変さ、食育を伝える大切さ」が優良賞に選ばれた。【大森顕浩】

 農業に関わるきっかけは、高校卒業後の農協就職。それまでは農業に無縁だったが、広報担当となり、農家への取材を重ねる中で、作物を栽培する生産者の熱い思いを受け止めた。

 小学校の野菜収穫体験取材が、食の知識を伝える「食育」の大切さに気がつく契機となった。食べられるのに捨てられる「食品ロス」。農家の苦労も知ってほしい、食育は子供のころからしなくては、と考えるようになった。「毎日3食は健康にとって大切。地元産の農作物は安全。そんなことを伝えたかった」

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